京都・南山城村生まれのお茶6種
品種ごとの香りや味わいがユニーク
京都で唯一の村、最南端に位置する南山城村は、茶畑と森に囲まれた寒暖の差を生かした宇治茶・煎茶の名産地として知られています。『中窪製茶園』はこの地で100年以上続く宇治茶農家。シングルオリジン(単一農園・単一品種)で茶葉の個性を存分に生かした茶葉作りを行っています。自慢のかぶせ茶4種と煎茶2種の飲み比べできる人気のセットがこちら。かぶせ茶とは新芽を日光に当てずに育て、浅蒸し製法で玉露のような濃厚な味わいと、煎茶のようなフレッシュな飲み心地を併せ持つお茶です。クセがなく飲みやすい「やぶきた」、深く濃い緑色の「おくみどり」は優しい甘さとサラリとした後口。爽やかな香りで、「おくひかり」、京都では珍しい品種「さえあかり」はまったりとした甘みが特徴。煎茶は昔ながら「実生在来」は鼻を抜けるような爽やかな香りと優しい渋み、紅茶用品種の「べにふうき」は華やかな香りが楽しめます。ほっと安らぐ時間のお供にどうぞ。
美味しい飲み方はスプーン1杯分の茶葉、70℃の湯を150ml入れ、約1分抽出。「おくひかり」は低温で淹れると濃厚な味わいになり、水出しにすると爽やかさがより際立つ面白い品種。6種飲み比べて繊細な味の変化をお楽しみください。