京都・南山城村生まれの和紅茶
穏やかな旨みと渋みの和む味わい
京都で唯一の村、最南端に位置する南山城村は、茶畑と森に囲まれた寒暖の差を生かした宇治茶・煎茶の名産地として知られています。『中窪製茶園』はこの地で100年以上続く宇治茶農家。シングルオリジン(単一農園・単一品種)で茶葉の個性を存分に生かした茶葉作りを行っています。5代目の中窪良太朗さんが10年前から注力する、渋みのまろやかな「南山城紅茶」6種をお届けします。濃密な旨みのある「べにふうき」、より軽快な飲み口の「秋摘みべにふうき」、優しい香りと甘みに癒される「さえあかり」。古来の品種「実生在来」はバランスのとれた飲みやすいお茶、「おくみどり」はすっきりとした後口で、和食や和菓子とも好相性。「やぶきた」は花の蜜のような甘い香りと旨みが魅力的。日本茶の品種を紅茶で飲むと、また違った味わいが楽しめます。ほっと安らぐ時間のお供にどうぞ。
ドリンクペアリングの一杯として、レストランでも注目されている和紅茶。こちらでは、廃校になった小学校を利用し、発酵、乾燥などの作業を丁寧に行っています。ダージリン系の「べにふうき」は牛乳と煮出してミルクティーにしても。