鰻の卸問屋ならではの目利きと
伝統の技で作る“関西地焼炭火焼”
焼き面はパリッと、炭火の香ばしい風味。身は柔らかく、脂のまったりとした甘さに思わずうっとり。鰻の脂を含んだまろやかで甘めのたれが猛烈に食欲をそそり、ご飯が止まらなくなります。こちらは150余年の歴史を誇る大阪の老舗鰻店『魚伊』の蒲焼。同店は活鰻の卸問屋でもあり、東海、四国、九州各地からその時期の一番を仕入れています。立て場という水槽で1日休ませて輸送のストレスを癒し、脂ののりが戻った鰻から身質や大きさの良いものだけを吟味。腹開きし、蒸さずに焼く関西風です。串を打ったら冷蔵庫で数時間寝かせて熟成させたてから火床へ。備長炭の具合や鰻の状態を見ながら火を入れていくのは職人の技。仕入れから焼き上がりに至るまで、老舗の矜持が感じられる逸品です。
焼き立てを瞬間冷凍。レンジで温めてからトースターで少し炙ると驚きのクオリティーの蒲焼が食卓に。ぜひ大きめに切って贅沢な気分を満喫してください。付属の肝吸いを添えれば一層本格的に。