「我が子にも食べさせられる漬物を」
添加物を使わずに仕上げた京の味
2012年創業、『京漬物司 林慎太郎商店』のご主人・林慎太郎さんは、「我が子にも食べさせられる漬物づくり」をテーマに、添加物不使用の漬物を作っています。代表銘品「柚子(ゆう)おとし」は、手切りの大根を上質な米酢と国産の柚子皮で漬け込んだ、優しい甘さと穏やかな酸味の逸品。京都らしい「懐石すぐき」は、カブラに似たすぐきの香りと食感、乳酸発酵の酸味と奥深い旨みが持ち味。無用なものを一切用いずに客をもてなす「懐石」の意から、商品名に冠しました。「平安時代からのしば漬 建礼門院」も、名の通り可能な限り当時の製法を再現。程よい酸味と上品な塩味でご飯を進みます。「浅漬・きゅうり」「昆布白菜」と併せ、代表漬物全5種をお楽しみください。
古い文献や料理書を読み、漬物作りの技術を磨いた林さん。しば漬に縁のある実在の建礼門院(平清盛の娘)に由来する「平安時代からのしば漬 建礼門院」など、京都の歴史や伝統への想いも、商品を通じて伝わってくるようです。