美しい杉箱に詰め合わせた辛口佃煮
本物を知る大人への贈り物の決定版
“無添加純正”を極める『清左衛門』。創業の翌年1994年以来、通人を虜にし続けている看板商品がこの「贅沢茶漬」です。焼き印が粋な吉野杉の折り箱を開ければ、穴子、ちりめん山椒、真昆布、無農薬のゴボウの佃煮が折り目正しく詰められて、その端正な姿に思わずほうっとため息がもれます。味わいも当世風の甘口とは一線を画す、キリリと背筋が伸びた本気の辛口。「砂糖やみりんなど甘味料を使うと素材の欠点をカバーしやすいんですが、辛口というのは、素材の質・味がストレートに出るんです。だから原材料は調味料に至るまで本物を使っています」と店主の北 佳子さん。「贅沢茶漬」の味を生み出すのは、飲んでも美味しい飛騨の特別純米酒と小豆島の天然醸造杉桶醤油のみ。なのに、深い旨みの中に甘みさえ感じるのは、選び抜かれた素材の持つ力。「近ごろの佃煮は甘くていかん」とお嘆きの通人にこそ贈りたい逸品です。
4種の佃煮は個別に食べても良し、全部ご飯にのっけてもまた良し。夏場は冷たいお茶や水でサラサラと冷やし茶漬けも一興です。