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ファームケイ

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トラブルにも挫けず前進中。「美味しい!」の声を楽しみに ―――

ファームケイ

消費者の感覚を大切に

前職は自動車販売会社の営業マン、と異色の経歴を持つ井狩さん(写真前列右)は、一つの達成を区切りに農園主に転身。信頼できるスタッフと『Farm Kei』を作り上げました。前職での経験から「お客さん目線でモノを考えるクセがついてるんです。子どもさんも食べはるし、農薬はかけへんほうがいい」と、消費者の感覚を大切にしています。畑担当、工房担当とそれぞれの持ち場を守るスタッフの表情がみな明るいのも、自分たちの仕事から生まれるものへの誇りが根底にあるからです。

無農薬へのこだわりを持ち続ける

「量り売りでもジュースでも、カラフルで種類が多いほうが楽しいから」と、ここでもお客目線の発想から始まったイタリア原産ミニトマトの栽培。うまく育たなかったり、木が病気にかかったりした年もあったけれど、無農薬へのこだわりを持ち続けています。鮮やかな緑色の「カプリエメラルド」、陽光のような黄色の「ナポリターナカナリア」など、販売所に並べた時に見た目にも違いがはっきり分かり、選ぶ楽しさが広がるようにと8種類を採用

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無農薬へのこだわりを持ち続ける

「量り売りでもジュースでも、カラフルで種類が多いほうが楽しいから」と、ここでもお客目線の発想から始まったイタリア原産ミニトマトの栽培。うまく育たなかったり、木が病気にかかったりした年もあったけれど、無農薬へのこだわりを持ち続けています。鮮やかな緑色の「カプリエメラルド」、陽光のような黄色の「ナポリターナカナリア」など、販売所に並べた時に見た目にも違いがはっきり分かり、選ぶ楽しさが広がるようにと8種類を採用

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我が子のように慈しんで育てたトマト

収穫後は、ジュースに適したものだけを一つひとつ選別してカット。加工中は、殺菌の万全を期すため、加熱中の品温が下がらないよう室温にも細心の注意を払いながら粛々と作業が進められます。夏は畑作業は炎天下、工房でも汗ばむ作業になる中、我が子のように慈しんで育てたトマトを世に出す仕事に、スタッフの表情はイキイキ。瓶詰めまですべて手作業のため大量には生産できませんが、「わざわざ手にする価値がある」…そう感じさせるジュースです。

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