身体に優しいナチュラルな食材を使って
オープン前から富永さんは食材探しに奔走。そうして選んだのは、地元産小麦を石臼で挽く福岡県『田中製粉』の小麦粉。奥出雲『木次乳業』のパスチャライズ牛乳やチーズ。牛肉はイタリアで食べていた赤身に一番近いと土佐あかうし、野菜はできうる限り有機のものや農薬不使用のもので―。それらの真っ当な食材は、今の日本ではむしろ贅沢なものだが、こちらでは至極当然の顔をして使われている。それゆえに朝食からランチ、カフェ、ディナーまで、イタリア人が「ああ、ホッとする」と通い詰めるのだ。